連続して起動された回数によって異なるアプリケーションを 起動できるようにするソフトです。 ハードキーに割り当て、シングルクリックとダブルクリックで 異なるソフトを起動したりできるようになります。
回数に制限はありませんので、設定さえ行えば、 トリプルでもクアドラブルでも(っていうのか?)好きなだけ指定可能です。
使用例でもある、後述のiniファイルの例を見ていただくと よりイメージが湧くかもしれません。
以下のパラメータを指定することで、ExecDoubleの動作を変えることができます。
複数の設定ファイルを切り替えて実行することができます。 指定しない場合、execdouble.iniが指定されます。
フルパスで指定してください。 パスにスペースが含まれる場合でもダブルクォーテーションで囲う必要はありません。
例: "\Program Files\ExecDouble\execdouble.exe" →設定ファイルとしてexecdouble.iniが指定されます。 "\Program Files\ExecDouble\execdouble.exe" \Program Files\ExecDouble\hoge.ini →設定ファイルとしてhoge.iniが指定されます。
コマンドラインパラメータを指定できない場合は、 exeファイル名を変えることで、iniファイル名も変わります。 例えば、execdouble2.exeと名前を変えると、 それに対応するiniファイル名はexecdouble2.iniになります。
設定ファイル(execdouble.ini)は以下のような意味を持っています。 残念ながら設定画面はありませんので(作るつもりもないですm(_ _)m)、 テキストエディタ等で書き換えてください。
セクション名は[1]からの連番でつけてください。 1が一回目の起動、2が二回目の起動…というように対応付けられます。
起動するアプリケーションを指定します。 パラメータを付ける場合は「|」で区切ってください。
もう一度起動されるかどうか待機する時間をミリ秒で指定します。 ダブルクリックっぽさを表現するには、 個人差はありますが300〜500くらいを指定するとちょうどいいようです。
最後のセクションで指定しても意味はありません。
起動時のモードを指定します。 1(デフォルト)を指定すると、execで指定したアプリケーションをすぐに起動します。 次のセクションの起動がされた場合も、 このセクションのアプリケーションは起動されることになります。
2を指定すると、intervalの間アプリケーションを起動しません。 もう一度起動がされた場合は、execで指定したアプリケーションは起動しません。 2回起動されたときは、1回目で指定したアプリケーションは起動しないようにしたい 場合にこれを指定します。
最後のセクションで指定しても意味はありません。
どういう指定をするとどのような動作をするかわかりにくいと思いますので、 以下の設定例を見て感じをつかんでみてください。
[1] exec=\Program Files\hoge\hoge.exe interval=3000 mode=1 [2] exec=\Program Files\fuga\fuga.exe
一回目の起動でhoge.exeが起動されます。 3秒以内にもう一度起動すると、fuga.exeも起動されます。
[1] exec=\Program Files\hoge\hoge.exe interval=300 mode=2 [2] exec=\Program Files\fuga\fuga.exe
一回だけ起動した場合は、hoge.exeが起動されます。 300ミリ秒以内に二回連続で起動した場合は、fuga.exeが起動されます。 この場合hoge.exeは起動しません。 シングルクリックでhoge.exeが起動し、ダブルクリックでfuga.exeが 起動するようなイメージです。
[1] interval=300 mode=2 [2] exec=\Program Files\hoge\hoge.exe
二回起動した場合に、hoge.exeが起動されます。 シングルクリックでは何もおきず、ダブルクリックの場合のみ hoge.exeが起動するようなイメージです。
W-ZERO3でのみ動作確認をしています。 他のWindows Mobile 5.0端末でも動くような気もしますが未検証です。
CAB版をダウンロードした場合は、execdouble.CABをW-ZERO3の適当な場所に置いた後、 CABを実行してインストールしてください。
zip版をダウンロードした場合は、解凍したexecdouble.exeを適当な場所に置いてください。
サンプルの設定ファイルをexecdouble.ini.sampleとして同梱しておりますので、 参考にしてみてください。
CAB版をダウンロードしてインストールした場合は、「プログラムの削除」から 「momo-lab.net ExecDouble」を選択して削除してください。
zip版をダウンロードした場合は、解凍したファイルをすべて消してしまうだけです。 ショートカットを作成した場合は、それも消してしまってよいです。
レジストリはいじっておりません。
みなさまの協力がなければ、このソフトはなかったのです。 ほんとに、ありがとさまでしたm(_ _)m
本配布物(Exeやらソースやらね)は私ことももたろが作成しました。 ので、一応、著作権は私が持ってることになります。 が、あんまりうるさいことは言いませんってゆーか言いたくありませんので、 商用・非商用かかわらず自由に利用してしまってください。
ソースが配布されている場合、そのソースを利用して作成されたバイナリ及びソースを配布する際に、 私に断りを入れる必要はありませんし、そのことを明記する必要もありません。 ・・・とはいえ、一言教えてくれたりすると私が小躍りして喜びますし、 まったく同じものを著作権表示だけ変えて公開されたりすると不愉快な気分になります。 まぁ、そこらへんは利用者の良心にお任せします。
あ、そうそ。これを書いとかないと。 本配布物を利用する為の対価は一切頂きませんが、 そのかわり、利用したことによって起こった如何なる問題に関して ももたろは一切その責任を負いません。ってゆーか負えません。
まぁ、簡単に言うと 「タダで配布するんで、勝手に使ってちょーだいな。その代わり何があっても知らないよ」 ってことです。