Windows Mobile向けの、アプリケーションを起動するためのソフトです。 拙作の「ExecMulti」+「ExecIf」相当の機能を持っています。
これらのソフトと違う点は、設定ファイルが単純(…ではないか)な ショートカットファイル(.lnk)として作成できることです。
ショートカットファイルですので、これまでのようにパラメータを 指定して起動する必要は無く、
といった特徴があります。
本当は、設定画面を作成することでこの辺を隠蔽したかったのですが、 まだそんな画面は作成していないので、内部構造を晒します。
1行目は、ショートカットファイルとしての体をなす為に以下のような書式で記述します。
書式) #"{ExecCtrlのフルパス}" {ショートカットファイルのフルパス}?{アイコンリソースのフルパス},-{アイコンID} 例) ショートカットファイルがExecCtrlと同じ位置に「execctrl.lnk」という名前であり、 Operaのアイコンを使用する場合。 #"\Program Files\execctrl\execctrl.exe" \Program Files\execctrl\execctrl.lnk?\Program Files\Opera\OperaWM.exe,-131
2行目以降は、ExecMulti/ExecIfと互換性があります。 iniファイル形式で記述してください。
ExecMulti相当の動作をしたい場合(単純に複数のアプリを起動したい場合)は、 [default]セクションのみを記述すればOKです。
どの条件にもヒットしなかった場合に起動するアプリケーションをこのセクションに記述します。
起動するアプリケーションを指定します。 パラメータを付ける場合は「|」で区切ってください。
起動するアプリケーションを指定します。 execとは違い、このアプリケーションが終了するまで次の処理を行いません。(待機します) パラメータを付ける場合は「|」で区切ってください。
指定した時間の間待機します。 ミリ秒で指定してください。
自由な名前でセクションを複数作成することが可能です。 後述のルールで指定した条件にヒットしたセクションの設定に従い、 アプリケーションの起動を行います。
設定ファイルに記述した順序でチェックを行います。 一度ヒットしたらその後のチェックは行いません。
起動しているか確認するウィンドウのクラス名を指定します。
起動しているか確認するウィンドウのタイトルを指定します。
classとtitleはどちらか片方は必ず指定する必要があります。 どちらも指定されていない場合、そのセクションが丸々無視されます。 この二つの条件をキーに、ウィンドウを探します。 クラス名、タイトルの調べ方は適宜Googleさんにでも聞いてください。
起動確認の方法を指定します。以下のどちらかの値を指定してください。
起動するアプリケーションを指定します。 パラメータを付ける場合は「|」で区切ってください。
また、以下のいずれかの値を指定した場合、特別な動作をします。
起動するアプリケーションを指定します。 execとは違い、このアプリケーションが終了するまで次の処理を行いません。(待機します) パラメータを付ける場合は「|」で区切ってください。
指定した時間の間待機します。 ミリ秒で指定してください。
ショートカットファイル内に、自身のファイル名のフルパスを書き込むため、 ファイルを別のフォルダに移動する際は注意してください。 (今はまだ出来ませんが、)ファイルの移動は、設定ファイル上で行うことを オススメします。
アイコンはキャッシュされることがあります。 設定を変更してもアイコンが変わらない場合、一度リセットをしてみてください。
W-ZERO3でのみ動作確認をしています。 他のWindows Mobile 5.0端末でも動くような気もしますが未検証です。
CAB版をダウンロードした場合は、execctrl.CABをW-ZERO3の適当な場所に置いた後、 CABを実行してインストールしてください。
zip版をダウンロードした場合は、解凍したファイルを適当な場所に置いてください。
CAB版をダウンロードしてインストールした場合は、「プログラムの削除」から 「momo-lab.net ExecCtrl」を選択して削除してください。
zip版をダウンロードした場合は、解凍したファイルをすべて消してしまうだけです。 ショートカットを作成した場合は、それも消してしまってよいです。
レジストリはいじっておりません。
みなさまの協力がなければ、このソフトはなかったのです。 ほんとに、ありがとさまでしたm(_ _)m
本配布物(Exeやらソースやらね)は私ことももたろが作成しました。 ので、一応、著作権は私が持ってることになります。 が、あんまりうるさいことは言いませんってゆーか言いたくありませんので、 商用・非商用かかわらず自由に利用してしまってください。
ソースが配布されている場合、そのソースを利用して作成されたバイナリ及びソースを配布する際に、 私に断りを入れる必要はありませんし、そのことを明記する必要もありません。 ・・・とはいえ、一言教えてくれたりすると私が小躍りして喜びますし、 まったく同じものを著作権表示だけ変えて公開されたりすると不愉快な気分になります。 まぁ、そこらへんは利用者の良心にお任せします。
あ、そうそ。これを書いとかないと。 本配布物を利用する為の対価は一切頂きませんが、 そのかわり、利用したことによって起こった如何なる問題に関して ももたろは一切その責任を負いません。ってゆーか負えません。
まぁ、簡単に言うと 「タダで配布するんで、勝手に使ってちょーだいな。その代わり何があっても知らないよ」 ってことです。